トレチノイン利用上の注意点

トレチノインの軟膏自体の注意点です。
トレチノインは、熱や光に弱いので使用時以外は、冷蔵庫に入れて保管します。

 

冷蔵庫に入れていても1ヶ月半〜2ヶ月間も保管すると効果が落ちてきます。
ですから、定期的に新しいトレチノインに買い換えたほうが効果が出ます。

 

次にお肌に関する注意点です。

 

トレチノインを使っている間は、日焼けしないように注意する必要があります。ですから、使い慣れている方は、夏はお休みしてそれ以外の季節だけ使っている人も多いです。

 

どうしても紫外線の強い時期にやりたい場合は、直射日光を避けるようにしたほうが良いでしょう。日差しの強い時期なら日に何度か日焼け止めクリームを塗り、帽子や日傘で日差しを浴びないようにします。

 

外で活動するような方は、夏は使用しないほうが良いでしょう。
トレチノインを使用している間は、いつも以上に保湿をしっかり行うようにしましょう。

 

トレチノインは、ハイドロキノンと組み合わせて使うとシミやニキビ跡の治療に効果的です。なぜなら、トレチノインがシミやニキビ跡を消し、ハイドロキノンが新しく出来るシミ予防をするからです。

 

尚、妊娠中の方はトレチノインを使うことができません。
トレチノインは、洗顔後、化粧水や乳液をつけた後に塗布するようにしましょう。

 

トレチノインを使ってはいけない場所

 

トレチノインは医師の処方によって使われる薬ですので、美容皮膚科へ行ってレクチャーを受け、それに従って使うのが何よりも大事な注意点です。また、医師から言われるとは思いますが、トレチノインは、劇薬のために使ってはいけない部分があります。

 

それは目のまわりと口のまわりの1cmの範囲です。

 

この部分はとても皮膚が薄く、刺激が強すぎるために炎症を起こして腫れ上がってしまうことになります。もともと真皮層が厚くある部分ではありませんので、トレチノインの効果も出にくい場所ですから塗ってもあまり意味も無いでしょう。

 

間違った使用で逆に色素沈着が起こってしまった人も数多くいます。

 

このへんがなかなか日本国内でトレチノインが認可されにくい原因でしょうね。医師のもとで正しく治療をはじめても、やはり赤味や腫れは出るので、日常的に人前に出る仕事の人は難しいかもしれません。

 

紫外線には注意をする事

 

治療中に一番怖いのは紫外線です。日焼けなどはもってのほかですが、日常的な外出で紫外線を受けることも大変なダメージにつながります。

 

通常、人間の肌はメラニンを生成することで紫外線から細胞を守りますが、治療中はそのはたらきが停止している状態ですので、細胞がもろに紫外線のダメージを受けてしまいます。

 

遺伝子が傷つけられて皮膚がんになったりでもしたら取り返しがつきませんね。必ず太陽の対策をすることと、皮脂の分泌が止まるので乾燥から肌を守ることがなによりも大きな注意点です。