トレチノイン療法による効果

トレチノインが人間の皮膚に対してどのような効果効能を発揮するかと言うと、以下のような作用を起こします。

 

まず、角質を無理やり剥がします。
そして約2週間という短い期間の中で皮膚の細胞を分裂させて増殖させ、皮膚を再生させます。
真皮でコラーゲンを生成させ、ヒアルロン酸を分泌させ、皮脂の分泌を抑制します。

 

皮膚の細胞がとんでもない勢いで取り除かれ、新しい細胞を作り出すのがトレチノインの効果効能です。おそらくこの作用において、トレチノインほどの効果効能を持つ薬はないでしょう。

 

日本でトレチノイン療法をしているのは東京大学医学部付属病院の形成外科、美容外科です。
費用は10万円程度で、3ヶ月程度の治療期間はかかります。

 

まず皮膚に塗布して本当に問題がないかどうかのテストも必要ですし、角質が無理に剥離されるわけですから、その後の生活面でも支障がないかどうか確認する必要があります。日常的に客先と会うような仕事をしている人は、途中経過がかなり厳しい治療になる可能性もあります。

 

「トレチノインは使っているけれどそんなにすごくはない」という人もいるかもしれませんが、それはひとえにトレチノインの濃度調整によります。

 

肌質に合わせて一人ひとり濃度が調整されますので、医師が適正に処方したものであれば当然おそろしい状態になるわけではありません。

 

自分で購入した人が肌質に合わないものを大変な濃度で使うために、効果効能を通り越してそのまま顔中ただれたような炎症を起こして病院へ駆け込むことになるわけです。何事も正しい知識が必要です。